Japan DITA Interest Group (JDIG)の 第9回目ミーティングにゲストスピーカーとしてお呼びいただきました。
テーマは「品質と評価」ということで、構造化文書を意識した翻訳文の品質を高めるための課題やその解決方法」を、特に翻訳や機械翻訳の実務テクノロジーからの視点でお話をさせていただきました。

翻訳支援ツールに搭載されている機械翻訳機能は、オプションがさらに開発されており、「翻訳メモリ」を大きく活用し、機械翻訳の機能をうまくプラスして利用するようなこともできています。

品質を高めるための機能と言えば、多くの方が「QA(Quality Assuarance)機能」を想像されると思いますが、最近では翻訳支援ツールと自動ワークフローシステムが連携している場合、QAチェックを実行していなければ、翻訳済みデータを送信できない・納品を受領してもらえないことなどもご紹介しました。

特に構造化文書の翻訳においては、コンテキストやレイアウトが確認できず、訳質の低下をもたらすことがあります。XSLTを利用して訳済みテキストをレイアウトが付いた状態でプレビュできる機能をご紹介しました。
また、セグメンテーションやタグ保護を制御するモジュールを利用して、DTDに則した「インポートフィルタ」のカスタマイズについてもご案内しました。
翻訳が必要なテキストに集中する、翻訳ユニットを意識したセグメンテーションをもたらすなど、翻訳しやすい環境を翻訳者さんへ提供することの重要さについてなど言及させていただきました。