昨日はこちらのセミナーに参加させていただきました。

最初に先生の自己紹介といいますか、辞書学とか応用言語学とかがどういうものかという説明が欲しかったように思います。セミナーを聞いているうちに、「レキシコグラファー」という言葉が出てきたり、辞書編纂に携わられているということは分かりましたが、特にセミナー冒頭部では通常どのような業務に携わられておられるのかが分からず、なんとなくぼんやりとお話を聞いてしまいました。自身の勉強不足・予習不足も大いに反省されるところです。

いろんな辞書についてのご説明があったり、深井さん・高橋さんのそれとはまた違った辞書の見方、電子辞書の具体的な使用例があげられたり、とても興味深くお話を聞くことができました。

『舟を編む』もあったので(この作品に関する言及はなかったけれど)、辞書編集に携わりたい人は増えたのかと思っていたら、まったくそのようなことはないようで…。紙の辞書は需要が低くというのとは違うのであろうが、売れ行きは難しく、またオンライン辞書の利便性は高いように感じられた。

メッセンジャーアプリが展開している辞書サービスのようなものについての言及がなかったのは残念でした。オフライン、オンラインとはまた違う、アプリとも違う新しいメディアであり、学生たちにとってはすでに新しくない分野のはずと感じました。

「ターミノロジスト」(用語管理者)についても言及はなく、その需要や作業1つをとっても似て非なるのであろうことが想像されました。

個人的に質問しそこねました。英和辞書はたいてい単語内でハイフンを入れていい箇所(?)、音節の区切りを示すところに中黒を打ってあるみたいだけど、仏和辞書はあんまりこれを見かけないのですよね。フランス語は音感などを大事にする傾向が強いので、これを見かけないのが不思議です。