https://jat.org/ja/events/event/jatint-tac-joint-seminar-on-iso

日本規格協会様によるISO17100についてのセミナーでは、「翻訳プロセス」の認証であって、「翻訳品質」を認証するのではないというところが響きました。
あと、要求事項の概要として用語が整備されているそうです。(「ISO用語集」でウェブ検索かけるとひっかかるものもあります。)「バイリンガルチェック」というような用語が誤解を招くこともあるみたいです。
認証後の維持などについても、一通りの流れをご説明いただきました。

それから翻訳者登録制度の開始について。
ISO17100は翻訳者個人も取得できるけれど、「翻訳プロセス」の認証。
このISO17100の規格に基いて「翻訳者」を評価し、登録する制度が開始されるそうです。
登録には試験に合格する、書類を提出するなどが必要で、実務経験(年数、ワード数)なども考慮されるようです。
こちらも登録のみではなくて、更新も必要だそうです。

株式会社ブリックスさんによる「TOKYO2020とその先を見据えた多言語対応」のお話は聞くことができませんでした。2015年6月のAAMTフェアではお聞きできたので、改めて最新状況をお聞きしたかったです…。

国際医療福祉大学の押味先生による医療通訳セミナーはとても面白かったです。
医療通訳の話を自分に理解できるとは思えませんでしたし、単語レベルでの、病名、診療科、身体の部位、症状などはやっぱりサッパリでしたが、お話自体はとても楽しく聞くことができました。
姿勢や文化の壁など医療通訳が取り組むべき難しさも感じられましたが、例が分かりやすかったです。
通訳さんは1人称で話すなんて、きっと通訳さんにとってはごく当たり前のことも、楽しくお聞きすることができました。
昨今は「もどす(吐く)」ことを「リバース」という人がいるだなんて…、ちょっとした衝撃も受けました。