https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/31f9dd5f-5ce8-7d4a-d521-572068133115

本日はこちらを受講してきました。
三辺先生のお話を聞くのは2回目。気取らない語り口から好感をもって興味深く翻訳のお話を聞くことができます。BOOKMARK 第4号も本日の配布資料に含まれていました。
三辺先生と、お付き合いの長い(?)小学館の編集担当者である喜入さんによる、翻訳書を出版するということについてのお話でした。

翻訳単価がどうとか、契約や支払いがどうなどというトピックではありませんでしたが…
「本を選ぶところから出版が始まる」というのは訳書ならではのお話として響きました。
喜入さんは創作物のご担当も経験をお持ちとのこと。

翻訳者からの持ち込みだったり、版権エージェントによる提案だったり、持ち込み時には試訳を付けるべきかなどのお話もありました。
「単にこの本が好き」だけでは訳書出版への判断材料にはならないけれど、数ヶ月を要する作業対象としても好きという要素が必要である旨は面白くお聞きできました。

こと海外の絵本を翻訳すること自体の難しさについては、ううんと唸りたくなるようなお話もあったり。出版社ごとに考え方に違いはあるであろうとされながらも、子供向けの翻訳では放送禁止用語のようなものは使わないようにとの依頼を受けることもあるとか。暴力的な描写などによって、日本では受け入れられないであろうと考えられる場合は出版が見送られる可能性についても、言及がありました。
特に子供向けというところで制約が発生するように思われる節もありました。