http://www.shueisha.co.jp/pocketmasterpieces/event.html

本日はこちらのイベントに、幸運にも当選して参加させていただきました。

鴻巣友季子先生の文学茶々は7月だったのですね。早いものです。

柴田元幸先生のお話しはいつか聞いてみたいと思いながら、馴染みのある作品がトピックのときにといくつもの機会を逃し、こちらのイベント以来、初めてお話しをお聞きすることができました。いずれかの雑誌で写真を拝見したこともあったはずなのに、あんまりお若いので少しビックリしました。
今日は編者兼司会として会を進行されたので、また「翻訳者」としてのお話しも聞いてみたいと思いました。『ハックルベリー・フィン』の一節の朗読をお聞きできたのは、とても貴重に思われました。

鴻巣先生のポーのお話しはやはり気になり、日夏耿之介の「大鴉」の訳を見られるとは感激でした。またシリーズにぜひ入れたかったのに叶わなかった作品についても、とても納得できるお話しの内容でした。
情報が後から出てくる「アラベスク文体」についてや、外国語との距離感、詩を訳す難しさ、息をしすげてはいけないなど、心に響くキーワードがいくつもありました。

辻原登先生、野谷文昭先生、宮下先生のお話しも大変興味深く、また登壇者とは別にご参加されていたトルストイの加賀乙彦先生、ゲーテとカフカの大宮勘一郎先生と、とても贅沢な講演会でした。

講演末尾の質疑応答で、「22世紀に古典として残る作品について」では、柴田先生が結びにおっしゃられた「まず文学、そして人類が残っていて欲しい。」に強く頷きました。