開催から随分経過してしまいましたが記録のためにも投稿します。
印象に残っていることが中心です。

◆第1部 「あなどるな学習辞典」
諸事情によりこのプレゼンは見送られました。非常に残念でした。

◆第2部 「訳語の選び方~辞書とコーパスを最大限に活用する方法(再)」 深井裕美子さん

推奨:辞書を利用する方法
1. 単語の持つ本来の意味を「英英辞書」で引く
2.訳語の候補を考える。この際「英和辞書」をヒントにしてもよい
3.候補の訳語の意味を「国語辞典」で確かめる

「良い辞書」:誰が責任をもって作ったか分かる辞書であること

どうしてこの訳にしたのか?と問われたときに、辞書やコーパスなどの出展を明確にして説明できる上、自分が取捨した理由を明確に話せるようにする必要がある。

参加者に訳を発言してもらったり、辞書やコーパスを利用するところも見せていただき、非常に実用的なプレゼンでした。
うんのさんや、青空WING開発者さんなど、著名な方のご紹介もあり、質疑応答も深みのあるものでした。

◆第3部 「英語と日本語のはざまで~Sakino vs. Buckeyeバトルトーク」 井口耕二さん、高橋さきのさん

バトルなんていうことはなくて、翻訳という仕事の大変さ、目標とすべき姿勢をみせていただいた気がします。
翻訳者とは原文の読み手であり、訳文の書き手である。
原文の言語で読んだときに描いたイメージと、訳文の言語で読んだときに描くイメージを、重ねさせようというのが目標。

ストンと腑に落ちる文章 = 書き手の頭の中が見える文章(書き手の頭の中の流れを終える文章)

翻訳と言う作業との向き合い方、考え方を見せていただいたように思います。

◆第4部 「フォーラム式翻訳ワークショップ」

「めだかの学校」の公開ワークショップな感じでした。
深井さんの「準備7割」という言葉が印象的でした。
例:著者、読者層、目的、時代、媒体を把握してから訳を始める。

一つの文章、一語の訳を考えるまでにここまでできるのかというお手本を見せていただきました。

◆ オフ会

多くの方が参加されたオフ会でも、個別にご挨拶をさせていただき誠にありがとうございました。
有意義なお話をたくさん聞くことができました。

とても貴重な機会に参加させていただき、誠にありがとうございました。
翻訳フォーラムを運営されている皆さま、そしてこの度のシンポ・オフ会の開催にご尽力された皆さまに御礼申し上げます。