この本は面白かった。本当に面白かった。
最初読み始めて朝ドラになるんじゃないかと思った。三姉妹っぽいし。でも、家族との絆が強く描かれてはいないから無理だろうなとすぐに思った。
「大泉サロン」は聞き馴染みがなかった。萩尾望都さんともそんなに近い関係とは知らなかった。石ノ森先生への敬意はなんとなく知っていたのに。増山法恵さんとの関係性はなんとなく想像していたものに近かったかな、「強い人」のイメージはなかったけれど。

なにが面白かったかというと、風木のアイデアが電話越しに語られている様子を一緒に聞いているような感覚になれたこと、『ファラオの墓』が描き進められている様子を一緒に味わっているような感覚になれたこと、なんだろうか。
風木でさえリアルタイムで読んでいた訳ではないのに、初めて読んだそのときの感覚が久々に想い出された。

風木ビデオ化の話も、のりす・はーぜについても語られていないけれど、またこの先の楽しみにしたい。
何よりもDVD(ブルーレイ)化を楽しみにしています。

自分にとってはジルベールらしくない鮮やかな水色のカバーも嬉しかった。

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